鳳来寺山(695m) 愛知県 奥三河
定例山行 2019年6月16日(日)
天気 曇りのち晴れ 新城の気温 最低17.4℃ 最高25.3℃
メンバー:CLまたたけ、SLす~さん、ASまいまい、ASちえぞう、山師匠、まささん、ビタミン、たけ、ホリー、かっちゃん、びさい野郎、ともっち、とうた、えりっく、みっち、とも、よしこ、エニシダ(記)
コースタイム
9:05 門谷駐車場発→10:20 鳳来寺東照宮→10:55 鷹打場→11:40 天狗岩→12:10 鳳来寺山山頂(昼食)→12:40 山頂発→12:45 瑠璃山→13:55 鳳来寺本堂→14:25 馬の背岩展望台→15:35 門谷駐車場
紅葉の名所でもある鳳来寺山は、山全体が国の名勝・天然記念物に指定されている自然の宝庫(愛知県の公式観光ガイドHPより)。
今回の目的は「新緑の景観を楽しむ」こと。
名古屋駅からは車で1時間半ほど、新東名の新城ICから15分程度で駐車場に到着する。
観光地でもあり、駐車場は無料・有料(500円/日)含めて190台分ある。総勢18名という大人数での山行となった。
駐車場から少し坂を登ると、鳳来寺表参道の1425段の石段が始まる。
大きな杉の林は前日の雨でしっとりとして、苔が美しい。
はじめは階段の傾斜も緩やかで、楽しく話しながら仁王門(国の重要文化財)に到着。
「225段目」の看板があり、「これくらいの階段なら、難なく登れるかも」と思ったが、その後は傾斜がきつくなり、階段の幅が狭くなり、皆無口になって黙々と登る。
ちえぞう隊長より、「まっすぐ登ると足先だけしか段に乗らなくてきついから、斜めに登って足裏全体を階段に置くといいよ」とアドバイスをいただく。
東照宮で無事をお祈りして鷹打場へ向けて出発。
雨で濡れた岩や枯れ葉、苔などで滑りやすいところもあり、声をかけ合いながら慎重に登る。
鷹打場に着くと、雲は多いが、青空も見えてきていた。
写真スポットの岩の上に18人全員登り、居合わせた登山者に写真を撮っていただく。
「いい写真だな~」と撮影してくださったお兄さん。大勢の仲間と登る楽しみを実感するひとときだ。
しばし展望を楽しみ、山頂に向かって出発。
地図では鷹打場から山頂、瑠璃山、鳳来寺までの周遊コースはさほど標高差がないように見えたが、実際は細かなアップダウンの繰り返しだった。
30分ほどで天狗岩展望台に着く。東屋があるが、倒壊寸前で立ち入り禁止になっていた。
ここからさらに30分ほどでやっと鳳来寺山山頂に到着。展望はないが、ここで昼休憩することになった。
結構風があって、一枚羽織っても肌寒い位だった。
山頂にザックをデポして瑠璃山へ。こちらは展望が良いが、あまり広くないので大人数での休憩は難しそう。
今度は奥の院を通るルートで本堂へ。奥の院は倒木が屋根に直撃してボロボロだった。
下山の道も岩や木道、鉄の階段が雨で濡れていて滑りやすく、ヒヤッとすることが何度もあった。
本堂から少し石段を下り、巻き道に入って馬の背岩展望台の方へ向かう。歩く人が少ないのか、道が荒れていて、確認しながらゆっくり進む。
展望台からは新緑の黄緑色と大きな鏡岩の眺めが楽しめた。
さらに下山すると登山道が崩落している場所に出て、どうなるかと思ったが、ベテランの先輩方に安全を確認していただきながら、一人ずつ慎重に崩落地を通過。
表参道に戻ると、看板が出ており、「倒木・土砂崩れ有」と大きく書かれていた。登る時によく確認しておくべきだった。危険なので、馬の背岩へのルートはおすすめしない。
ほっとして仁王門で一息入れ、ゆっくり階段を下りたら駐車場に到着。
次に来るときは、のんびり紅葉でも楽しみたい。
参加者の皆さんからは
「植物や奥三河特有の地質も見られて良かった」
「アカショウビン(カワセミの一種)の鳴き声が聞けたのが最高の収穫だった」
「頂上で風が強かったが、岩、小沢、崩落地有りの楽しく気持ちの良い一日だった」
などのコメントがあった。